一般質問⑤『県民主体のまちづくりについて』
次に県民主体のまちづくりについて伺います。
県内においては、伝統的なまち並みや建築物の保存、地域の景観特性を活かしたまちづくりへの取り組みなど、地域におけるまちづくりへの機運の高まりがみられ、住民の主体的・積極的な参画のもとに創意と工夫を活かしたまちづくりが進められてきています。
現在、盛岡の鉈屋町等では、若者によるまちづくりが積極的に行われております。少子高齢化、核家族化の進展、独居(どっきょ)や老々世帯の増加により、地域のつながりが希薄化する中において、彼らの活動は、地域での世代間交流の輪が広がり、絆が生まれ、一人ひとりの居場所と出番が確保される、重要な役割を担っていると考えます。 こうした中、行政と住民・NPO等がそれぞれの役割を分担し、協働によるまちづくりを推進することが、益々重要であり、住民が主体的に取り組んでいくための支援が必要と考えます。
そこで伺います。県は、平成14年度から「まちづくりアドバイザー制度」により、住民などの要請に基づいて、まちづくりの専門家の派遣等行ってきていますが、これまでの成果と今後の活用についてお伺いします。