吉田けい子の青空ネット~いつもココロに青空を。LOVE&blueSKY~ aozoranet.exblog.jp

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by aozora-keiko
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2017年 09月 02日 ( 1 )

『なぜもう一人産んでしまったのか』と何度も思った。
精神的にも身体的にも辛く泣くばかりだったけど、赤ちゃん訪問や母乳外来では、「現役なんだからね」と言われると『他のママさん達は上手くやっているんだ、私だけが出来ていないのか・・』と感じ、辛いなんて絶対に言えなかった。
「まんまるぽっと」では、1日滞在するから、赤ちゃんの生活リズムや性格傾向を知った上で、どのタイミングで、どの方法でと、”具体的に”アドバイスをしてくれる。
今では赤ちゃんを見ると『可愛いなあ、また産みたい』と思えるようになった。
あんなに『辛い』『育てられない』と思っていたのに。

これは、まんまるポットの利用者のママさん(2人目)の生の声です。
(写真の利用者さんではありません。)

岩手県で初の産後ケア施設「まんまるぽっと」(@花巻市)。
2016年10月開所、2017年4月からは花巻市より「産前産後ケア事業」が委託されています。
先日、改めて訪問し、お話を伺いに行きました。
開所年度の利用者数を既に大幅に越し、予約も1ヶ月ほど待って頂いている状況だそうです。

花巻市の委託事業となったことで、
花巻市民はデイは3,000円(花巻市以外は15,000円)で、ショートは1,000円(花巻市以外は5,000円)で利用できるようになったことで、花巻市民の利用者が大幅に増えました。
昨年度と同様に、盛岡市や北上市など花巻市外からの需要もありますが、花巻市以外の方へは補助がない分、利用料金がそれと比べ割高となってしまうため、本当は利用したくてもなかなか出来ない状況にあります。

花巻市においては、市の事業を受託できる団体(まんまるぽっとさん)がありますが、岩手県内他市町村においてはそうでない場合が多いですので、広域連携の仕組みにすることも重要と考えています。
ピャパシティや双子など多胎児の場合のサービスなど、受託することで見えてきた次への課題もあります。

母子保健事業は、市町村事業ですが、県の果たす役割が重要だと思っています。
(県のやるべき事でやっていない残念な事案もわかり、残念です。議会で追及します。)

私が訪問した日は、ベビーマッサージの日でもあったのですが、たくさんのママさんとベビ達が居て、相談や悩み事から普段の何気ないことなどをお話されて、パワーチャージされて素敵な笑顔で帰ってゆく産後ママさん達を見て、本当にここは彼女達にとって救世主のような場所なんだなあと改めて実感しました。

『もう大丈夫、いつでもおいで。』と。

まんまるぽっとになぜ産後ママさん達が、救いの手を求め何度も訪れるのか。
それは、一時的な相談または外来などでは解決することの難しいものを、数時間または1日滞在するからこそできることなのだと思います。
ぽっとでは、母子別室でスタッフが赤ちゃんを見ていてくれるため、ママさん達も安心して心身ともに休めた上で助産師のアドバイスに対して、心に余裕を持って耳を傾けることが出来るのだと思います。

病院の有無や遠近、核家族化、里帰り出産か否か、高齢出産、親の高齢化など、妊娠・出産にかかる環境は変化、多様化しています。

このような支援がなくても産前産後を楽に過ごせるママさんももちろんたくさんいると思います。でも、「他のママさんが出来たんだから、そんなの甘えだ、とか、必要ない」では決してないと思っています。

あんなに『もう嫌だ』と思っていたたママさんが、
『かわいい!』『また産みたい!』と思えるようになるなんて。

そんなママさんが一人でも増えるということに、
私は「産前産後ケア」に大きな意義があると思っています。
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(写真は、右からまんまるぽっと助産師佐藤久美子さん、利用者さん、私、私の事務所インターン生(三浦彩)。)
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by aozora-keiko | 2017-09-02 07:59