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けい子の青空ネット~岩手の未来を私たちの手で~ aozoranet.exblog.jp

岩手県議会議員吉田けい子公式blog。〜岩手の未来を私たちの手で〜県政初30代女性県議から県議初の任期中の妊娠出産を経て母ちゃん議員となりました。特技わんこそば最高130杯。いつもココロに青空を。LOVE&blueSKY


by aozora-keiko

『生きるって素晴らしい』 これからもずっと伝えてゆきたい!

『生きるって素晴らしい』 これからもずっと伝えてゆきたい!_b0199244_0131978.jpg講演会第2段は、秋田女子・登山愛好家の小松由佳さん(28歳)です。
以前のブログ記事にも広報していましたが、やっぱり北上まで車ぶっ飛ばしていって良かった~(^~^)☆
感動しすぎて、涙流しまくって、鼻汁すすっていたの、、、そうです、私です(笑)。
何だかとても嬉しかったです。
こんなに身近にそして同世代の女子が、自分のテーマである『生きる』ということに、素直にその想いを語っていたことに。。。
またまた元気と感動、そして勇気を貰いました!

彼女は、世界で2番目に高い8000メートル級のK2と呼ばれる山に、日本人女性として初めて登頂に成功しました。

チャンスは2つ。1つは自分で創り出すチャンス、もう1つは人から与えられるチャンス。

2006年にこのK2登山に誘われた時、これを人から与えられたチャンスだと感じたそう。
もしかしたら死んでしまうかもしれない、でも、このチャンス、もう巡ってこないかもしれない。。。

何だか、自分と置き換えていました。
私が選挙に出ることになった時のことを。
私は、政治の現場が見たいと思い、ボランティアをさせてください!と、自分から及川あつし県議にメールをしたことが始まりでした。
その後すぐに、『補欠選挙に出ないか?』と言われ、考えたこと。
それは、『このチャンス、今しかないかもしれない』、そう思ったこと。
そう、彼女がK2登山する時に思ったこととまさに一緒でした。

彼女が登山で一番感じたこと。
それは、『様々な命の犠牲の上に私たちは生かされている』ということ。
8000メートル級の山ですから、登山には3カ月ほどかけるそうです。
その3カ月に何と800kgもの食材を一緒に運ぶそうですが、中には、牛やヤギなどが連れてこられ、その場で解体され、みんなで食すそう。
牛やヤギが解体されている写真を見せてくれましたが、なぜか懐かしい思いがしました。
『生きるって素晴らしい』 これからもずっと伝えてゆきたい!_b0199244_0233570.jpg
そう、それは私がボリビアで体験したことだったから。
(↑この写真は、私が住んでいたボリビアのトラタ村での民家での様子です:2004年撮影)私は協力隊でボリビアへ行きましたが、私が住んでいた村では当たり前のように、民家で牛や豚などの動物が解体されていました。
もちろん、ボリビアに来て初めて牛の解体現場を見て、それがどんな工程を経て私たちの胃袋に入るのか、日本ではなく、途上国ボリビアで初めて学んだことでした。

私たちは、当たり前のように普段お肉を食べていますが、彼女の言うとおり、私たちは様々な命の犠牲の上に生かされています。
当たり前すぎて、私たちは、本来大事な「」、または「」というものの恩恵を感じる機会が少ない気がします。

途上国などの貧しい国では、明日生きれるかどうか、毎日「生」と戦っています。
だから、この当たり前に感じてしまいがちな「生」というものをより身近につねに感じ、そして、生きていることへの感謝の気持ちが現れるのかもしれません。
ボリビアに居た頃、アメーバ赤痢などたくさんの病気に何度もかかりました。
狂犬病が存在するボリビアで、赴任してすぐ、犬にかまれ、死んでしまうかもしれないと思ったこともありました。
毎日が生と死の境にあって、だからこそ、毎日を大事にし、1つひとつを大事にし、一人ひとりとの出会いも大事にしていたなあって、彼女の話を聞いていて、本当に懐かしくなりました。
ボリビアで協力隊活動していた頃、本当に「生きている」自分を感じました。
乾期の時期に貯め水がなくなってしまい、夜中、外に出て、2週間ぶりくらいに雨でシャワーした日もあったなあ~。
『生きるって素晴らしい』 これからもずっと伝えてゆきたい!_b0199244_0585628.jpg
(↑送別会での様子。民族衣装を着ていますが、やっぱり私はデカイ!!(笑))
あの頃の体験があって今の私があり、その今の私には、たくさんの人にまだまだ伝えなくてはいけないことがある!って、そう思い出させてくれました。
私にはやらなくっちゃいけない使命がある。
そのために、立ち止まってはいられないんだ!

ただ明日がまた来ることを祈り、眠りにつく子どもたち。

私はなんて恵まれてるんだ。
ボリビアで2年間学ばせてもらったことを振り返る心の余裕もないままに、最近、ここまで来ました。
青年海外協力隊としてボリビアで活動した2年間と、県議になる直前の人生について悩んでいた2年近くの間は、私のこれまでの32年間の人生の中でも大事な存在です。
あの頃があって、今の私があります。

ボリビア・トラタ村のみんな~
来年必ず会いにゆくよ(^-^)

花巻東のみんな
来年一緒に甲子園へ行こう(^-^)v

生かされていることへの感謝を忘れずに、与えられた環境の中で精一杯努力する。
自分の可能性を信じ、少しずつでいいから夢に近づく。

物質的な豊かさよりも、心の豊かさを私はやっぱり大事にしたい。
その大切さをたくさんの人に伝えていかなくっちゃ。
この世の中、当たり前のことなんてないんだから。
大自然の恵みに感謝しながら、青空に大きく笑顔しよう!

生きるって素晴らしい(^-^)
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(↑トラタ村の小学校の子どもたち。いつも仲良しでした~)

実は、私のボリビア時代(2003.12~2006.2)のブログがありますが、また後で徐々に公開いたしま~す(^-^)♪
by aozora-keiko | 2010-12-05 23:39