【岩手県】放射能検知システムについて
【岩手県における環境放射能のモニタリングについて】
1 背景
福島第一、第二原子力発電所の事故に伴い、周辺地域への放射性物質による影響が懸
念されていることから、通常は文部科学省が環境放射能水準調査として47都道府県に
委託して実施している一定頻度での測定等に加えて、数量を増やして測定等を行うモ
ニタリングの強化を行っている。
※過去にも平成21年5月に北朝鮮が地下核実験を行った際にも強化された例がある。
2 今回強化した調査内容
(1) 空間放射線率についてモニタリングポストにより連続測定を行い、3/12より
1日2回、定期的に国へ報告する。
(2) 定時降下物について、毎日24時間、降水採取装置により採取し、分析調査を
行い、可能な限り1日1回、国へ報告する。
(3) 上水(蛇口水)について、毎日水道蛇口から採取し、分析調査を行い、可能
な限り1日1回、国へ報告する。
(4) 必要に応じその他の事項についても、調査報告を行う。
3 本県における調査
岩手県環境保健研究センター(盛岡市飯岡新田)において、上記2(1)~(3)につい
て実施。
(1) モニタリングポストの設置場所:岩手県環境保健研究センター
(2) 定時降下物の採取場所:岩手県環境保健研究センター
(3) 水道水の採取場所:岩手県環境保健研究センター(盛岡市新庄浄水場系)
4 調査の公表
岩手県環境保健研究センター(http://pref-iwate-main.cloudapp.net/view.rbz?cd=31432)
文部科学省(http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/1303956.htm)
参考(http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/23/03/1303843.htm)