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吉田けい子の青空ネット~いつもココロに青空を。LOVE&blueSKY~ aozoranet.exblog.jp

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⑨「学校図書館とキャリア教育について」(12月定例会一般質問)

⑨「学校図書館とキャリア教育について」

Q.(私)
 県の高等学校の学校図書館担当職員(いわゆる学校司書)配置状況は、平成22年度9.2%と、1位が100%の中、全国ワースト2位となっています。しかも、県立高校では、平成22年度の配置数5校が平成24年度には3校へ減ってもいます。県として学校図書館の機能充実を怠ってきた結果ではないでしょうか。
 確かに図書館を利用する高校生の数は減ってきているかもしれません。しかし、だからといって、ないがしろにして良いはずはないと思います。学校とは、誰にとっても最低限の教育の機会を確保すべき場所であり、図書に触れる子ども達が減ってきている中、学校において図書に接する機会を提供することが本来の役目と考えます。
 そこで伺いますが、現在の県立高等学校の学校図書館担当職員の配置状況が3校となっている理由と、今後、学校図書館をどのように位置づけ、取り組んでいくお考えかお示し願います。
 若者を取り巻く就労や雇用の環境が大きく変化し、若者の失業率や非正規雇用者数が増加傾向にあります。一方、高校や大学を卒業した若者の早期離職傾向や職業観の未熟さ、社会人・職業人としての資質や能力の不足等が社会的に大きな課題となっています。
 特にも震災後の今、未来の岩手を担う子ども達が、将来に夢と希望を抱いて貰わなくてはいけません。公務員や弁護士、医者だけが、将来有望な仕事ではありません。多様な将来プランを形成できる子ども、挫折や失敗を経験しても立ち直れる、ナンバーワンではなくオンリーワンである事の大切さ、そんな子ども達を育むためには、学校でのキャリア教育が重要です。
 県でのキャリア教育のこれまでの取組みは評価します。しかし、全ての学校において、社会人・職業人としての自立を図るためのキャリア教育、総合生活力・人生設計力を育むキャリア教育が実施されるよう強く要望します。
小中学生はもちろんですが、特にも、社会への出口が近い高校生達に多様性と価値観を育む必要があり、また、震災後、故郷に貢献したいという子ども達もたくさんいることから、震災からの復興に向け、広い視野を持って、多様性にとんだ人材を育成するためにも、特にも、普通高校でのキャリア教育の推進が重要と考えますが、教育長の所感を伺います。


A.(教育委員会の答弁)
(1)学校図書館担当職員の配置状況について
県立高等学校の学校図書館担当職員につきましては、平成22年度は施設の集約等により図書整理の業務が増大した学校に対しまして時限的に非常勤職員を配置したものでありますが、それが一段落したことから現在の3校の配置に留まっているものであります。
来年度から実施される新学習指導要領では「言語活動の充実」が求められており、生徒の言語に関する能力を育成するため、各教科等の指導を通じて学校図書館の活用を進めていくことが求められております。このため限られた人員・予算の中でどういったことができるのか、私どもとしても検討を進めてまいりたいと考えております。
また、図書貸し出し数の推移につきましては、各学校において把握しており、県としても抽出により利用状況を把握しているほか、学校図書館の活用状況につきましては、文部科学省調査において、「必読書コーナーや推薦図書コーナーの設置」等の項目で調査を行っております。
いずれにいたしましても、高校生が読書に親しむ環境作りが重要だと考えており、それぞれの学校でも、学級文庫として利用したり、授業の調べ学習に活用するなど、いろいろ工夫しております。県といたしましても、学校図書館の活用の他に、例えば、「岩手の中高生のための図書100選」の活用などを通じまして、高校生の読書意欲を高めていきたいと考えております。
 

(2)キャリア教育の推進について
生徒が自己の在り方・生き方を考え主体的に進路を選択し、社会人・職業人として自立するためにキャリア教育が重要でございます。
このため、平成22年3月に「いわてキャリア教育指針」を策定し、平成23年度からはその指針に基づくキャリア教育全体計画を、普通高校を含む全ての県立高校において作成し、日常の教育活動を含む学校教育全体で、キャリア教育の系統的かつ組織的な推進に取り組んでいるところでございます。
さらに大震災津波後におきましては、県内のすべての公立学校で取り組んでおります「いわての復興教育」の中で、キャリア教育をその大きな柱の一つとして位置付けているところでございます。
今後とも、高校生のキャリア教育の充実に取り組んで参りたいと考えております。
by aozora-keiko | 2012-12-30 01:15