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吉田けい子の青空ネット~いつもココロに青空を。LOVE&blueSKY~ aozoranet.exblog.jp

岩手県議会議員吉田けい子公式blog。〜岩手の未来を私たちの手で〜持続可能な社会創り。森とトレイルと馬っこと猛禽類が大好き。特技わんこそば最高130杯。いつもココロに青空を。LOVE&blueSKY


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『美しい村などはじめからあった訳ではない。美しく暮らそうという村人がいて、美しい村になるのである。』

30代政治・経済

昨日は岩手県木質バイオマス研究会の総会に出席しました。

さてここで問題です。
年間466億円
さて、この数字は何の数字か解りますか?

答えは、岩手県の灯油の年間販売総額です。
じぇ(@c@)!ですよね。
数字にすると何だか恐ろしいというか。。

化石燃料への依存から脱していく事は、地域に大きな富をもたらします。
例えば、原油価格は最近10年間で3倍上昇し、日本の原油輸入額は約2,000億ドルに達し、化石燃料全体では24兆円とも言われています。

それに加えて、化石燃料への依存は、それへの支払いが地域からの富の流出となることを意味しています。

例えば、木質バイオマスを熱として利用する場合、競合する化石燃料は、灯油とA重油ですが、2010年度における岩手県のこれらの販売額は466億円。
岩手県の年間の灯油販売総額は、
岩手県の米の生産額456億円を上回る額であるということ。

これだけの富が地域外への支払いとして消えてしまっている点は、深刻な事実として認識しなくてはいけません。

では、この灯油・A重油の全てを木質バイオマスで置き換える事が出来るかと言えば、そうではありません。
岩手県の場合、現在の素材生産量の3〜4倍を燃やすためだけに生産しなければならない計算。
まず、化石燃料の使用量の削減が最優先であって、その上で、木質バイオマスに転換しやすい部分から取り組んで行く事が望ましく、
仮に、岩手県の灯油・A重油販売量の10%を木質バイオマスに転換するだけで、36億円の市場規模になると岩手木質バイオマス研究会では試算しています。
今まで森の中に捨てられていた木が36億円になるということ(@c@)!!

(参照)バイオマス白書2013ーダイジェスト版ーby NPO法人バイオマス産業社会ネットワーク
『美しい村などはじめからあった訳ではない。美しく暮らそうという村人がいて、美しい村になるのである。』_b0199244_18174358.jpg

総会後は、丹羽健司氏(総務省地域再生マネージャー)から木の駅プロジェクトについてご講演頂き、大変勉強になりました。

丹羽さんが講演中に引用された言葉が印象深かったです。
それは、

美しい村などはじめからあった訳ではない。
美しく暮らそうという村人がいて、
美しい村になるのである。


これは、「遠野物語」での柳田國男の言葉です。
by aozora-keiko | 2013-07-22 18:52