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残念・・放射性物質被害関連の請願陳情は不採択及び継続〜9月定例会での採決

30代政治・経済

今9月定例会に出された請願陳情中、以下の4件が放射性物質被害関連。

①「岩手県全域における除染基準値の見直し(引下げ)を求める請願」
②「岩手県南地域における詳細な土壌汚染調査実施を求める請願」
③「放射能を海に流さないこととする法律、放射能海洋放出規制法(仮称)の法律規制を求める請願」
④「岩手県南地域における放射能健康影響調査の実施及び継続を求める請願」


*①、②、④は「放射線被ばくから子どもたちを守る会・いわて」さんより
*③は「豊かな三陸の海を守る会」さんより

私はすべての請願陳情に対し、採択するべきとの立場を取りました。

①と②と④について、
福島原発事故発災以来、本県においても放射性物質の拡散により、県内において汚染された事態を受けました。県民は、安心安全な地域社会と生活空間を取り戻したいと願っています。特にも、子ども達の健康被害を心配する保護者の方々の願いは、現在の除染基準を見直して、県全体を全ての環境下において毎時0.23μシーベルト以上の空間放射線量を測定した場合」へと、除染基準を引き下げて欲しいというものであり、その上で安全確保対策を優先することを求めています。

また、土壌汚染調査についても、県内の測定地点箇所から見れば十分とは言えず、特にも、県南地区では、民間機関の調査によって土壌汚染がより深刻であるとの報告もあります。改めて空間線量率の測定数値だけではなく、しっかりとした土壌汚染調査を行うことで、県民の健康不安や農作物等の生産に与える不安を取り除くことが重要だと考えます。

県民の命と暮らしを守る立場からは積極的に対策を講ずるべきであり、この請願は採択されるべきでした。

また、③について、
青森県六ヶ所村、核燃再処理工場から放射性物質を海に放出しない法律制定の意見書の国への提出を求める内容です。

福島第一原発事故によって放射性汚染物質が拡散され、東日本一帯の国土と東北太平洋沿岸地域における海洋の汚染問題は、依然としてその全容と被害の実態が明らかにされていない状況であり、今般の汚染水漏洩と海洋への流出事故は、極めて深刻な事態にあります。

こうした中、かねてより放射性物質の放出が問題とされていた、六ヶ所村核燃再処理施設への対応は、幾度となく県議会でも請願審査などを通じて様々な専門家の意見や知見を調査し、その都度、放射性物質の放出に係る問題は議論されてきました。しかし、推進側と反対側の認識の溝を埋めることができず、もっぱら国のエネルギー政策に資する懸案事項として、放射性物質の放出等に対する規制や制限のあり方について、本県議会では否定され続けています

しかし、福島原発の汚染水流出事故は、現時点において、人為的ミスの積み重ねをもっぱら理由としていますが、原因の特定と施設設備を含めた抜本的な対策の見直しが全く見られず、さらに海洋汚染が懸念されています。

六ヶ所村核燃再処理工場の海洋放出は、再処理過程で消日廃液が、沖合3キロ、水深44メートルで放出され、推進派は、希釈拡散するから問題なしとしています。こうした放射性物質が、本県を挟む三陸沿岸海域で濃度規制を受けない廃液が無原則に放出され、海洋に流出され続けて行く事を、私たちはただ黙って見過ごす事が出来るはずがありません。

私たちは、今起きている原子力災害から何を学び、どう行動すべきかを問われています。
まずはその第一歩として、現状の問題を改善する為に、新たな法律の制定に向けて、この請願についても採択されるべきでした。


先週10月11日(金)の本会議での採決の結果
・①と②について・・・不採択と決定
社民党、共産党と私以外の県議さんは、この請願に反対の立場を取られ、反対多数のため
・③について・・・不採択と決定
宮古の県議さん、社民党、共産党と私以外の県議さんは、この請願に反対の立場を取られ、反対多数のため
・④について・・・継続審査


私は、被災県岩手としてもっと強く声を上げるべきだと思っています。
今回の結果は(今に始まった事では有りませんが)、残念でなりません。

特に③についてですが、
県内全33市町村のうち、32市町村議会からは既に意見書が国会へ提出されています。
(釜石市議会では継続審査中)
県内ほとんどの市町村議会では採択されたにも関わらず、岩手県議会で不採択となるのはどうしてなんでしょうか。
市町村それぞれの皆さんの声が県議会には届いていないという事になるのでは、と思ってしまうのは私だけでしょうか。
大変残念でなりません。。。

引き続き、県議会において頑張るのみです!
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by aozora-keiko | 2013-10-15 00:19