文化芸術で地域活性化!〜瀬戸内国際芸術祭2013〜


香川県高松市からおはようございます(^-^)/
岩手県文化芸術振興議連で香川県に来ています。
昨日は一日移動でした。。汗
『瀬戸内国際芸術祭2013』
http://setouchi-artfest.jp/
3年前に第1回目を向かえ、今年2回目。
3年毎に開催される事になっています。
昨日は、香川県瀬戸内国際芸術祭推進室室長補佐さん他担当の方々にご説明を頂きました。
『島々が持つ魅力とアートを掛け合わせ、瀬戸内海の島と海の魅力を世界に向けて発信し、「地域の活性化」と「海の復権」を目指す』ことを目的に開催されています。
直島(人口約3,300人)、豊島(人口約1,000人)、女木島(人口約170人)、男木島(人口約160人)など、この島々でも過疎や人口減少が続いています。(cf:小豆島人口約3万人)
この芸術祭は、「現代アートの祭典」ですが、本来の目的は、「交流人口の拡大」。
それを結果として現れているのが素晴らしいなあと思うのが、
今年の春開催、夏開催ともに、
参加者の半数を20代、30代が占めていて、10代〜40代が8割、
参加者の7割が女性となっています。
若手芸術家を県内に招致するために、「アーティストインレジデンス(各種の芸術制作を行う人物を一定期間ある土地に招聘し、その土地に滞在しながらの作品制作を行わせる事業のこと)を取り入れたり、
例)小豆島の場合http://www.town.shodoshima.lg.jp/kakuka/shakai_kyouiku/shodoshima-air.html
子ども達に小さい頃から芸術に触れる機会を増やそう!ということで、小学生と中学生のいる全世帯に無料パスポートを配付したそうです。
この芸術祭を始めたきっかけは、直島にあるベネッセハウスミュージアムが出来た事をきっかけに、次が重要なんですが!、平成16年に香川県庁内にて若手職員による研究発表会での提案により実現したそうです!
一般企業だとよくある社内コンペのような取り組みですよね、こういうものがあると県庁職員さんもやる気が出ていいのではと思います。
前増田知事の頃はそういうのがあったと聞いています、ぜひ岩手県もやって欲しいですね!
岩手でも、芸術やアート、デザインといったものをもっと取り入れて、地域活性化や交流人口の拡大に繋げていきたいです!!
「芸術文化」や「アート」というのは、県政課題からはどうしても後回しになり、また予算配分も少ないのが現状です。
しかし、ヨーロッパなど海外は、昔ながらの伝統文化はもちろんアートにお金をかけます。
大量生産大量消費ではなく、「岩手」や「岩手らしさ」という「個性」を一つ一つ大切にすべき。
今日はこれから男木島と女木島へ行ってきます!
昨日は移動の途中で、明石海峡大橋を通りました。

デザインの可愛い1食分の讃岐うどん(若者、女性ターゲットに参考にしたい!)

デザインって大事ですよね!
ちなみに、岩手県はこの四国4県と同じ大きさです。。(^w^)
岩手県って本当に大きいです。。