いわての学び希望基金
今日3月16日(月)の予算特別委員会は、教育委員会の審査がありました。
当該委員(商工文教委員)のため、質疑は行いませんでしたが、これまでに私も取り上げてきた『いわての学び希望基金』の活用拡大について。
全国や世界各地からご寄付頂き、震災孤児・遺児の子ども達などを支援する『いわての学び希望基金』。http://www.pref.iwate.jp/shien/link/14902/index.html
2015年1月末現在で、71億8758万円の寄付が寄せられています。
これまで対象は個人に限られていましたが、来年度から、沿岸12市町村にある特別支援学校を含む県立の27本分校が対象で、進学・就職の支援、また、来年度から使用する県立高田高校新校舎のグラウンドは、当面仮設で狭いことから、一部の部活動において、大船渡東高等学校萱中校舎等を利用することになりますが、その移動のためのスクールバス運行にも拡充されることになります。
全国、世界各地から頂いているご支援により、被災地の子ども達のさらなる教育支援、復興や沿岸被災地を担う人材育成につながることを願います。
(写真は、岩手日報の3月4日の記事)
☆いわての学び希望基金は、
震災孤児・遺児を対象に、未就学児と小・中学生に月額2万円、高校生に同4万円、学生に同6万円を給付、一時金は小学校入学時6万円、小学校卒業時9万円、中学校卒業時13万5千円、高校卒業時30万円。
(13年度に金額を現行に引き上げ、小学校入学時の一時金は新設)