被災した遺児孤児も希望した就学就職が出来るように・・・〜いわての学び希望基金〜

震災から4年7ヶ月が経過。被災地における課題は山積ですが、今日の委員会において私からは「いわての学び希望基金」について質疑しました。
現在、遺児489人、孤児94人(いずれも発災当時18歳未満)合計583人の子ども達が給付を受けています。高校を卒業しても大学や専門学校等の就学を希望する子どもには給付され続けますが、遺児・孤児の子ども達の就職率や進学率がどうなっているかを質問しました。
平成26年度は大学専門学校等への進学率は56、5%とのこと。それ以外がすべて就職し社会に出て自立した生活を送れているのか、また、未成年であるとアパート等を賃貸契約する際に保証人が必要になるが、その保証人が見つからずに困っているケースがあるそうなので、改めて実態把握調査をしなくてはと思っています。(例えば、児童養護施設出身の子ども達も高校を卒業すれば施設を出なくてはいけなくなるが、未成年であると保証人契約が出来ずに自立した生活を送れずに困っているケースが多々有る。)
東日本大震災で被災し親を亡くした子ども達も、希望する進学や就職を諦める事のないよう、ほかの子ども達と同じく夢を実現できる環境を整えることが必要だと思っています。
その他、この希望基金を活用し、被災地生徒の運動部活動や文化活動の支援を行っています。
なお、平成27年9月末現在の寄付金額は約77億3874万円(件数16,273件)となっています。

*特別委員会室の席が変わりました!*
これまでは、県の執行部の皆さんの目の前に座っていたのですが、今回の改選により、反対側になり遠くなりました!これで少しは緊張しなくてすむかもしれませんっ(^o^;(笑)
全体写真に写っている私、なんだか口がへの字ですね。。難しい事でも考えていたのかしら。。汗