農林水産常任委員会(県内・東北調査)〜第1日目〜



(株)岩手畜産流通センターは、豚の処理施設を新たに整備する計画(100億円規模)があり、その説明を頂きました。この施設整備により、1日の処理能力を現在の1300頭から1500頭にしていくそう。
生きている動物の「豚」が私たちが食す「肉」となっていく処理工程を見学し、改めて『命をいただく』ことの大切さに触れました。スーパーに売られている肉しか見たことのない子ども達も増えているのでは。目をふさぎたくなるとても見ていられない光景ではあるけれど、『命をいただく』という観点の子ども達への食育は大事だなあ。
10年以上前に、いわちく銀河鉄道探検隊の子ども達のお世話をするボランティアをさせて頂いたこともあり懐かしく想い出しました。



東日本大震災で被災した北日本プライウッド大船渡工場。その後北上市に再建、北上プライウッド(株)結の合板工場として2015年5月から本格稼働しています。
新築住宅着工数が今年がピークになり、また、あき家対策(リフォームやリノベーション)、原木を輸出するのではなく付加価値をつけて輸出する、全国初の内陸通関拠点のインランド・デポをJR盛岡貨物ターミナル駅(私の地元の岩手飯岡駅近くに所在)の活用など、今後の情勢に合わせた方向性などが参考になりました。
岩手県産材を中心とした国産材100%の合板を生産し、結の合板工場では岩手県産材を中心とする国産材を年間10万立方メートル以上使用し、国産材100%の合板を年間約330万枚(一般住宅約1万棟分)生産。地球環境の保護、地域住民の雇用拡大と地域経済の活性化への貢献に期待します。
内部の写真は撮影不可だったので、木材と触れている写真は残念ながら撮れなかった。。
2日目の今日は、宮城県石巻市・登米市にて引き続き調査です。