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吉田けい子の青空ネット~いつもココロに青空を。LOVE&blueSKY~ aozoranet.exblog.jp

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体外受精で生まれた子の数が過去最多に〜「女性の活躍」の前に知って貰いたいこと〜

「女性の活躍」の前に知って貰いたいこと】

「21人に1人」

この数字が何か解りますか。クラスに1人の割合です。

これは「体外受精」で生まれた子の数。
2014年は過去最多の4万7322人が誕生したことが、日本産科婦人科学会のまとめでわかりました。約21人に1人が体外受精で生まれたことになり、治療件数も過去最多を更新し、39万3745件。国内の体外受精児は1983年に東北大で初めて生まれて以来、累計で43万1626人。(2000年は95人に1人の割合)

不妊治療には「体外受精」以外にも、「人工授精」等もあるので、自然妊娠によらない出生児数はもっと多いかもしれません。

NHKが「卵子の老化」を特集したのは、2012年。
『35歳位から卵子が老化する』という内容。『え?!卵子が老化?何それ?』その当時34歳だった私は、愕然とし衝撃的だったことを今でも鮮明に覚えています。
「卵子の老化」についてオープンにこんなに大きくメディアが伝えたのは、NHKのこの特集が初めてだったように思う。それから様々な媒体で「卵子の老化」について特集し始めていましたが、ついに地方局でも取り上げるに至ったほど現実は深刻な課題なのだということ。

先週末10月29日(土)、テレビ岩手さんが健康大百科で特集したのは「不妊治療」。
不妊治療で子どもを授かった県内女性の生の声。とても勇気がいることだったと思います。敬意と感謝の気持ちとともに、それを無駄にしないよう次に繋げる役目をきちんと果たさねばという想いでいっぱい。
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岩手県内は生殖医療の専門医や医療機関が少なく、専門医を養成する環境も不十分で、多くの患者が県外での治療を余儀なくされているのが現状ですが、今年度から岩手医科大学に、生殖医療が専門の熊谷仁准教授を迎えました。不妊治療に携わる医師、不妊カウンセラー、胚培養士の育成や、卵子の老化など晩婚化による不妊リスクの啓発などが期待されています。

不妊で悩む夫婦やカップルは、本当に増えています。
多くは母体の高齢化が原因ですが、20代という若くても不妊となるケースが増えていること、また不妊の原因の半分は男性にあるということ。

私は、不妊治療に対する支援拡充に取り組んでいますが、子育てへの理解を促すみたいにはデリケート過ぎて当事者は声に出しにくい妊活・不妊治療に対する社会や職場の理解が必要で、もっと重要なのは、自然に妊娠しやすい年齢で子供を産み育てる事ができる環境を整えること、また産む産まないを含めた若者(特に女性)への啓発(ライフプランニング支援)だと感じています。

岩手県における「産前産後ケア」の支援拡充。
これもいま力を入れて取り組んでいて、施設を訪れたり資料を読んだり専門の方にお話しを聞いたり。産後ケア施設を利用される方は、不妊治療・高齢出産というキーワードが多かったように感じます。

実は最近、「女性の活躍」が、よく解らなくなっていました。

*参考*
NHKクローズアップ現代の「卵子の老化、不妊治療、卵子凍結」等
http://www.nhk.or.jp/gendai/digest/ranshitoketsu.html
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by aozora-keiko | 2016-11-02 22:09