災害から学ぶ地域力と広域連携〜岩泉町と盛岡市〜
『様々なことに気付かされるきっかけになったボランティアの皆さんへの感謝を忘れずにこのご縁を今後に繋げていきたい』
感謝の涙とともに言葉を詰まらせながら話された野吾和子さんの力強い言葉。試されているのは、岩泉の方々だけでなく、私たちみんなのはず。
来年3月で東日本大震災から6年目を迎えます。その教訓はどこまで生かされているだろうか。その時も誰もが『地域力』が試されていると感じたはず。年月とともに変わりゆくもの、変わらないもの、変えてゆかねばならないもの。私自身も改めて考えさせられる時間となりました。
『ボランティアを受け入れられるようになるまでに時間を要する被災者の方も居ました。』
これは東日本大震災の時にも通じる大事な視点でした。ボランティアをする側に必要な配慮。当たり前ですが、ボランティアをされる側(被災者)の皆さんの気持ちが最優先であるということを決して忘れてはいけない。
災害ボランティアに限らない様々な行政サービスの広域連携について、さらに追究せねば。
@『盛岡市ボランティア活動推進フォーラム』
岩泉町災害ボランティアセンター小川サテライトで活動された岩泉町社会福祉協議会の野吾和子さんの活動報告の基調講演。