被災者の孤立防止や健康維持支援の重要性〜東日本大震災津波復興特別委員会
岩手県はこれまで、復興実施計画を第1期(平成23〜25年度)、第2期(平成26年〜28年度)と進めてきましたが、来年29年〜30年度の第3期計画を現在計画中で、その案を今日の特別委員会で説明されました。
被災地の復興状況は順調とは言えません。その遅れを十分認識した上での計画を示して頂きたいと思います。
*細かい部分で私が気になったもの一つは、「被災地の健康相談支援」。一番支援が必要な被災者へその支援が届きづらいという現状。こころのケアもそうですが、集会所での健康相談や保健指導を定期的に開催しても、本当に必要な被災者はそこへ足を運ばないことの方が多い。時間と労力はかかるけれど、とにかく戸別訪問を繰り返し行う支援活動がいかに重要か、先日のTV報道特集等で改めて認識されられました。応急仮設住宅、災害公営住宅、みなし仮設、自力再建など、生活環境の変化が多様化している中で、これからはますます目には見えずらくなり、埋もれてしまうケースが増え、個別対応が必要になってくるのではと思っています。
孤立するのは高齢者だけではない。被災者が孤立してしまわない継続した対策が必要です。