「鳥獣被害対策」と「ナラ枯れ被害の現状と対策」〜農林水産委員会にて〜
今日から閉会中の委員会が始まりました。
今日の農林水産委員会では、「鳥獣被害対策」と「ナラ枯れ被害の現状と対策」についての調査を行いました。
先日は盛岡市の都南地区の果樹農家さんからも鳥獣被害の相談を受けましたが、県内での鳥獣被害の地域は拡大傾向にあります。
平成28年度の県の被害額は約4億円、そのうちの55%はニホンジカです。ニホンジカとハクビシンの被害地域の拡大が顕著ですが、各市町村で設置している「鳥獣被害対策実施隊」は猟友会や農業者等で構成されていますが、効率かつ効果的に活動して貰える体制の強化を図るべきと議論しました。
また、先日7月22日〜23日の大雨による農林水産関係被害についての報告があり、県内16市町村において、水稲の冠水、水路の崩落、林道の路盤流出等、現時点での被害額は約9,500万円となっています。