この青い空を悲しみの色に二度と染めないために〜広島長崎平和祈念から72年〜
「核兵器禁止条約」が先月国連で採択されてから初めて迎えた広島(6日)と長崎(9日)の平和記念式典。
あの悲惨な原爆投下から72年が経ちました。
核兵器を使うことはもちろん、持つことも配備することも禁止し、国連加盟国の6割を超える122カ国の賛成で採択された「核兵器禁止条約」ですが、唯一の戦争被爆国である我が国日本はこれに参加していません。
「核の傘」にすがり、条約交渉にも参加せず、核廃絶を求める世界の流れを阻むことが日本のアプローチなのでしょうか。
唯一の被爆国としての自覚と責任は残念ながら感じられません。
二度と戦争をしてはならないと固く決意した「日本国憲法」の平和の理念と非核三原則の厳守を世界に発信し続けるため、2005年に購入していたDVDを改めて観て勉強しています。
戦争を知らない私たち一人一人にも出来ることがあります。
子ども達にもしっかり語り継ぎたいと思います。
この度の広島、長崎での平和祈念式典で安倍首相は「核兵器禁止条約」の採択について言及されませんでした。
核廃絶のために国際社会をリードすべき日本。
積極的にリーダーシップを発揮していただきたいと心から願います。