『母子健康手帳』〜産前産後ケアと医療的ケア児の支援〜
不妊治療や高齢出産が増え、低体重児(2500グラム未満)が生まれる割合は増えています。厚生労働省の人口動態統計では、2015年に生まれた女児の10・6%、男児の8・4%を占めています。
小さい赤ちゃんは、発達もゆっくり。
一般的な母子健康手帳には、赤ちゃんの月齢ごとに「おすわりができる」「ハイハイができる」などのチェック項目が設けられていますが、「はい」にマルがつけられない、と悩む低体重児の母親も多くいます。発達の記録は月齢ごとのチェックではなく、赤ちゃんが寝返り、おすわり、ハイハイなどができるようになった日付を書く様式で、小さく生まれた赤ちゃんにおこりやすい病気として、脳内出血、黄疸(おうだん)など12の症状も記載。「その子なりの速度で成長している」ことを実感できることを目指したそうです。
先日は、倉敷中央病院(総合周産期母子医療センター主任部長)の渡部晋一先生の『医療的ケア児の現在と未来』についての講演会に参加し、医療的ケアを必要とする子どものお母さん達ともお話しさせて頂き、岩手県内のNICU退院以降の支援体制の脆弱さを改めて実感しています。
また、私は、パパも母子健康手帳を手にする仕掛けの内容にし、産前産後のママの体調を理解しママに寄り添う行動が増えるような手帳内容の仕掛けなども必要ではと思っています。
(神戸の母子手帳可愛いですねー♡♡♡!わんこきょうだいも勿論可愛いけれども、妊娠したらわんこそばは食べたくない気がする、そんな妊婦さんもいるのかな笑。わんこベビーとか居れば可愛いなぁ(*´ω`*))
妊娠後に初めて自治体との接点にもなる「母子健康手帳」の交付時。ここから切れ目のない支援にもつながるよう、引き続き岩手県で安心して妊娠出産子育てできる環境づくりに取り組んでいきたいと思います。
明日11日から決算特別委員会が始まります。
私は12日に総括質疑において知事等へ以下質問します。
1、周産期母子医療センターについて
2、医療的ケアを必要とする児に対する支援体制について
3、滞在型産前産後ケアについて
4、企業や地域におけるワークライフバランスと働き方改革の取り組みについて
頑張ります(^-^)/