「人と動物が共生するいわて」を目指して〜岩手県と盛岡市との共同で動物愛護センター設置へ!〜
「人と動物が共生するいわて」を目指して〜岩手県と盛岡市との共同で動物愛護センター設置へ!〜
岩手県内には保健所が10箇所あり、飼い主のいない犬猫の保護や譲渡を行っていますが、施設の老朽化が懸念されています。昨年2月に、盛岡市にある昭和44年に建てられた『犬抑留所』を名須川県議と視察していました。保護施設と呼ぶには程遠い暗く温かみのないただのコンクリート施設で、どちらかと言うと刑務所のような場所だったことを鮮明に覚えています。
平成28年度に県内で保護された犬猫は、猫が828匹、犬が317匹。このうち猫は51%、犬は14%が新しい飼い主が見つからずに殺処分となっています。殺処分率は年々減少していますが、殺処分ゼロには程遠い状況です。




昨年11月に県は、動物愛護センターの設置検討について、盛岡市に申し入れをし、同年12月には双方の担当部局からなる動物愛護センター整備検討協議会を設置し、現在、盛岡市と共同でセンターを設置する方向で検討を進められています!

なお、来年度は新規で「動物愛護を考えるシンポジウム」やポスターコンクールを行うための予算措置もされています。
今後も人と動物の調和がとれた共生共存の岩手を目指していきたいワン♪ニャン♪
(写真は、岩手日報3月6日付と昨年訪れた老朽化した抑留所。)
*県と市が共同整備する事業は、野球場に続き2例目。財政難での県と市町村の共同事業は今後も必要なので良い事例となりますように。