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けい子の青空ネット~岩手の未来を私たちの手で~ aozoranet.exblog.jp

岩手県議会議員吉田けい子公式blog。〜岩手の未来を私たちの手で〜県政初30代女性県議から県議初の任期中の妊娠出産を経て母ちゃん議員となりました。特技わんこそば最高130杯。いつもココロに青空を。LOVE&blueSKY


by aozora-keiko

やっと受講!初マタニティクラス〜妊娠期(産前)から切れ目のない支援を〜

2月議会が終了した3月末の週末、私もやっと夫婦で参加するマタニティクラスを初受講しました。(まんまるママいわて主催)


沐浴体験と産後の時間割などについて2時間、私たち含めて3組の参加。少人数なのでゆったりとした気持ちで過ごせ、聞きたいことも臆せず質問できました。

で、でも、、
『犬用のバスタブでもベビーバス(赤ちゃん用お風呂)に代用なるかもね〜』
なんて呑気なことを話すパートナーさんに助産師さん達、大爆笑!
ホ、ホントすみませんσ(^_^;)(笑)

一つの体験からたくさんの事が見えてきて。何事も『共有する』ことって大切ですね。
でも、土曜日の午前中に、しかも盛岡から花巻までの移動なので朝早くから快く一緒に参加してくれたパートナーさんに心から感謝。最初は緊張気味だったけど、沐浴体験の順番を決める時は『じゃ僕が!』と真っ先に手をあげたり、産後の時間割作業では、自ら率先して考え付箋を貼り最後の夫婦の発表も代表してやってくれて、嬉しくそしてとても頼もしく隣でゆっくり参加出来ました。

クラスの途中、涙ぐむ妊婦さんもいらっしゃって、彼女の気持ちすごく解るなあ〜と思ってました。そして、その日の夜の寝る前、パートナーさんが私にふと『あの妊婦さん、どうしたんだろうね』って呟きました。妊娠中は、身体的にも精神的にも本人でもどうしようもない複雑な気持ちがあるんだって事、私だけじゃないんだって事をきっと感じてくれたのではと思うと、別の妊婦さんを気にかけた言葉でしたが、私まで嬉しくなり隠れてすーっと涙が出てしまった瞬間でした。
最初はせめて自分だけが参加する母親学級だけで良いかな〜と思っていたけれど、助産師さんからパートナーさんへの質問への言葉では初めて聞く事も沢山あって、実はそんな事を思っていてくれてるんだ〜と客観的にパートナーさんの気持ちを知れる機会にもなり、2人で参加して本当に良かったなあと思っています(*´꒳`*)

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頭で考えるだけじゃなく、ちゃんと表にするととっても解りやすい!

どちらがいつの時間帯に忙しくなるのか、どちらが何もやっていないか笑とか一目瞭然!

そう、そもそもなぜ私達は盛岡からわざわざ花巻まで行って受講したのかというと?

(助産師の美代子さんにお逢いしたかったという事も勿論ありましたが♡)
本当は居住地である自治体盛岡市主催の「パパママ教室(日曜クラス)」に参加したかったのですが、妊婦の出産予定月に合わせて参加できる月が決まってしまっていて、原則その月に参加できないともう参加出来ないというシステム。案の定、私は仕事で自分の対象月には参加出来ず残念ながら断念。。その前後で私が参加出来そうな別の月について参加可能かどうか問い合わせたところ、定員に満たしていなければとの事だったので、対象者さんが優先されるためにも申込開始日を過ぎて開催日前日に問い合わせたら、既に予約でいっぱい。(今後の議会活動にも活かすためにも)最近の毎月の予約状況も聞いてみたら、殆どが予約でいっぱいの状況だという事でした。需要があるという事ですよね!
(ちなみに、当初、妊婦健診から個人病院に通っていた私ですが、高齢出産でもあるため時期をみて現在は総合病院に転院。個人病院主催のマタニティクラス(平日)にも仕事との日程が合わず一度も参加出来ませんでした。仕事をしている女性にとって産前休暇に入る前のマタニティクラスの受講はかなり難しいかもですね。。)

マタニティクラスには、自治体が主催するものの他に、産婦人科や医療機関や子育て支援センター等が主催するものがありますが、産後の育児・保育とのつながりを考慮した「妊娠期(産前)からの切れ目のない支援」となれば良いなあとの想いから、まだ先になりそうですが、今後、岩手県内の各市町村などの実態把握ももう少し出来ればなあと思っています。
自治体によっては、妊娠期から出産・育児までの支援が実施されてはきているけれど、自治体内での担当機関が異なるがための弊害があるという課題もあったり。
自分の通う妊婦健診やヨガクラス等の時に他の妊婦さんからも耳にする「こうゆう場所がある事を妊娠期から知っていると安心かも」「ネットや雑誌等の一方的な情報ではなく生きた情報が欲しい」など、年齢や地域、里帰り出産かどうかや家族形態、初産か第2子以降か、母体の状況等で、ニーズが異なること、支援へのつながりや利用の仕方も多様であること、さらには、支援につながるべき人ほどつながることが難しいという実態も垣間見れたりする事を、今後に少しつづ活かして行けたらと。
フィンランドのネウボラのように、妊娠期から産後の育児に向けてのつながりを築いていくことで、育児不安や子どもの虐待・貧困などの問題に対する「予防重視」の施策ともなればと。

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最近配布になったばかりの盛岡市の広報今月号は偶然にもパパママ教室の様子。

*H30年度盛岡市のマタニティー教室&パパママ教室についてはこちら→
http://www.city.morioka.iwate.jp/…/shu…/1002115/1002116.html

*岩手県初の産前産後ケア施設「まんまるぽっと」は今月から移転して新たにスタートしています。ぜひご利用くださいませ!
詳細はこちらへ → https://www.facebook.com/manmaru.iwate/


by aozora-keiko | 2018-04-17 14:39