初めての公園デビュー!
私の大好きな青空広がる緑いーっぱいの場所へ最近やっと行けた!
父ちゃんが連れて行ってくれた!
あー気持ち良かったー!
何より息子にもこの大自然を体感して貰えて本当に嬉しいー!!
眩しくて目が開いていないけどね(笑)
早いもので息子4ヶ月になりました。
本当にあっという間。
思い返せば、
予定日より10日ほど早く出逢えて元気いっぱいではあったけれど、退院前検査で黄疸の数値が高く出たため退院出来ずそのまま治療のためNICUへ再入院。その後3日ほどで退院はしたけれど自宅で経過観察しながら週2回の病院通いが続き、3週間ほどしても数値が全く下がらず治療のため今度は小児科へ数日間再入院。
結局1ヶ月健診までずっと病院通いで全く落ち着かなかったなー。
産褥期を終えてそろそろリハビリしなくちゃなーっていう生後2、3ヶ月の時は、
今年の夏の猛暑は本当に暑すぎて、赤ちゃんの熱中症が怖くて外出なんて考えられず、
そもそも産後の母ちゃん自身の身体もこの暑さにさらにやられ、体力回復のための散歩なんて全く思うように行かず。
産後ずっと身体はシンドイけれど、なんだろう、産後2ヶ月位までは所謂ハイの状態なのか、無我夢中だからか、我が子が愛おしいから何とかやっていたけれど、産後3ヶ月頃から自分の身体の不調に気が付くというか、自分の身体の悲鳴にもやっと目を向けられるくらい毎日の育児に若干慣れも出てきたのかな。腰膝の激痛や身体の怠さに加え不正出血が続いていて、病院では無理せずゆっくり体調回復をと。
こんな体調だから、会いたい!と言ってくれる友人にもまだ殆ど逢えてなくて…ごめんよー。。
そうこうしているうちに、9月県議会定例会が始まろうとしています。
5月に第一子を出産した私は、9月議会から復帰しようと準備をしてきましたが、体調の回復が万全ではなく、様々な方へご相談し、悩みに悩んで(悩んで悩んで…)、9月議会は欠席させて頂く事にしました。
これまでの10分の1いや100分の1にも満たないかもしれないけれど、
出産後も事務所に届く文書や議会資料に自宅で目を通したりの事務仕事。
完全母乳だけど預ける時の練習では息子も哺乳瓶すら受け付けなくなるから、焦るばかりで全てが空回り中途半端、結果なーんにも進んでいなかったり。
32歳で初当選させて頂き、県議になり丸8年。
岩手県議会では、女性議員の任期中の妊娠出産は私が初めてです。(結婚もかな)
独身の時、
結婚して家庭を持たなきゃ家庭の事なんて解らない、
結婚すると、
次は子どもだね、子どもがいなきゃ子育てが解らない、
いざ妊娠出産すると、
議会はどうするの?議員は続けられるの?
そんな言葉や雰囲気にいつも一喜一憂してきましたが、任期中に結婚妊娠出産する女性議員が日本ではまだまだ少ないから仕方ないよと自分に言い聞かせてきました。
じゃ、結婚しないまたはしてない人の声や、子どもが居ない要らない出来ない人の声は必要ないのかな?なんて思いながら。
私は、自分が子どもを授かれた前から「妊娠出産育児の切れ目のない支援」と「産前産後ケア」の必要性を訴えてきました。
県議会で子育て中の女性議員さんに産後ケアなんて贅沢なものと言われちゃった時、当時まだ独身で妊娠出産を経験していなかった私は自信を無くした事もありました。私は間違っているのかなあ。必要としているのはごく一部の人だけなのかなあ。それとも私が当事者ではないからなのかなあ。それでも継続して県内外の妊産婦さん達の生の声を聞けば聞くほど、妊産婦さん達を支援されている方々の現場へ足を運べば運ぶほど、年々その重要度も増して必要性を感じました。
そして当事者となった今、これまで出逢った妊産婦さん達の涙の声の意味を痛感させられています。
それは私が初めての妊娠出産だから、高齢出産(40歳)だから、それも確かにあるかもしれません。
けれど
自分の経験が辛かったから
あなた達も仕方ないのよ、
なんて私は思えません。
これから経験する女性の皆さんには、出来るなら少しでも負担を軽減させてあげたい、そんな社会にしたい。
悪阻しんどいな〜産後ツライな〜とか言っていたら、
だから議員の任期中の妊娠出産はダメだ、とか
だから高齢出産はダメなんだ、とか思われちゃうかも。
逆に、妊娠出産で何も問題なくバリバリ議員活動していたら、
次に経験する女性議員さんが困る事もあるだろうな、とか。
小さい頃からお転婆で高校大学までもずっとどちらかというときっとちょっと変わった学生だっただろうけど、その後も様々な人種や思考、価値観の人たちが沢山いるアパレル業界(今でも仲良しのゲイのお友だちもこの頃から)で、これぞ個性集団の極みとも言える青年海外協力隊の活動など、これまで出逢った友人たちや先生方、職場の上司や先輩後輩、趣味の仲間たちなど、「私らしさ」をそのまんま受け入れ認めてくれる本当に恵まれた環境だったのだなあ〜と今でもしみじみ感謝の気持ちにさせてくれるのだけど、それは、議員になってからはとにかく考えすぎる性格になってしまったから(笑)
高校生の時に私のクラスの副担任だったマスールの先生は、現在は校長先生をされていますが、議員になってから校長先生にお会いした時、『あなたみたいな人が一番縁遠いと思っていた世界に飛び込むなんてね〜』と言われました。当時の私の人となりを良く良く観察して下さっていたんだなあととても嬉しく思うと同時に、校長先生の仰っていた事が良く解るようにもなりました。
『議会は社会の縮図』
今は政治の世界を退いた先輩に、議員になる前からいつも教えられた言葉。
主義主張や考え方や価値観などが同性であっても同世代であっても違いがあって当たり前だから、それぞれ尊重されますように。
若い女性がもっと増えますように。
岩手県では私が初めてだけど、議員の出産と育児が当たり前のことといつかなりますように。
もっと多様性の認め合える議会となりますように。
ただでさえ、私自身の妊娠出産が初めてで慣れてないのに、県議会でも初めての事で選択肢があるようでないから、全てが手探り状態で、いろーんな事考え過ぎて頭が本当にパンクしちゃう(笑)
けれど、次に続く若い人たちのためにも、頑張らなくちゃ私!
出産育児で議会を休むという決断が出来ず、ずーっとモヤモヤしていた私の話を親身になってメールでやり取りしてくださり愛溢れるパワーを下さった皆さん、自宅に私の身体のケアに来てくれた友人も、本当に本当に有難うございます(涙)
中でも、まんまるママいわての助産師の佐藤美代子さん、いつもいつもタイミング良く「こんなのあるから参加してみない〜?」と私に声をかけてくださり、そっと背中を押してくださり感謝しています。
外出への一歩がなかなか出なかった産後2ヶ月の頃は、マドレボニータの産後エクササイズへ。バランスボールで弾んでると少しずつココロも弾んでくる気がして。
先週末参加させて頂いたお話会では、最近の自分の気持ちを話しながらついつい泣いてしまい。でも何だかちょっとスッキリ。
『曖昧で良いのよ〜。いつか答えが出てきたらラッキーって思うくらいで。』とUMIのいえ斉藤麻紀子さん。
9月議会をお休みさせて頂くと決めた私ですが、今後もまだまだ手探りです。
復帰する時、また新たな壁が待っているかもしれません。
これまでフットワークの軽い私でしたが、出産後も様々な相談や依頼を頂いていますが、なかなかすぐに対応できずにいる事もあり、ご迷惑をお掛けして本当に申し訳なく思っています。
私の郷土岩手への愛はこれまでと全く変わりませんが、これまでの働き方とは変わるんだと思います。
ガッカリさせてしまう事もあるのかもしれません。
これまで出来たのに出来ないことがあるかもしれません。
でも、これまで出来なかったけど出来るようになることもきっとあるはず。あればいいなぁ…
議員任期中の妊娠出産経験は、今後の議員活動にさらに活かしていけるものと思っています。
『議会は、県民の代表の声を集める場としたら、その声の1つ1つは、本来、議会の外にあるものなんですよね。だから、今、敬子さんは、本当に、ご自身が声を体験されている大切な時間ですね。』
そんな言葉をかけて下さった先輩ママさんには、ハッとさせられ救われた気もしました。
まず今は、体調を整え、体力回復に専念して、
毎日の成長著しい息子との今しかないたくさんのギフトな時間を大切に、
普段の生活で今まで出逢う事のなかった方々の声なき声にも耳を傾け、
生活環境もしっかり整えたいと思います。
初めて沐浴を卒業してお風呂に一緒に入る時、
初めて1人で息子を連れて玄関から一歩外へ出る時、
初めて1人でベビーカーで散歩する時、
ビックリするくらいオドオドしている自分がいました、こんなにも勇気がいるなんて!
感謝の気持ちを忘れず
大地にしっかり根を張る母ちゃんでありたいと思います(*´꒳`*)
事務所のあゆみちゃんに
母ちゃんがいつもお世話になってます〜
と得意のオナラを封印してのご挨拶(*´꒳`*)
『お菓子は最後は食べれるしね!』
洗濯ハンガーに小さなオモチャをたくさんぶら下げて手動で回すウチのメリーゴーランドについにお菓子まで登場!笑
いかにお金を掛けずに子どもをあやすか、を楽しむ父ちゃん手づくりのメリーゴーランド第2弾笑笑