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けい子の青空ネット~岩手の未来を私たちの手で~ aozoranet.exblog.jp

岩手県議会議員吉田けい子公式blog。〜岩手の未来を私たちの手で〜県政初30代女性県議から県議初の任期中の妊娠出産を経て母ちゃん議員となりました。特技わんこそば最高130杯。いつもココロに青空を。LOVE&blueSKY


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皆さんは10年先をどう描いてますか 〜いわての未来を見据えて〜

自分の10年後を想像するより

誰かの10年後に希望を込めて想像することの方がしやすくなりました。
不思議です。
結婚して
夫の10年後を
出産を経て
息子の10年後を
家族が増えて
両親の10年後を。
上手く言葉に表現できませんが、
でも、とてもありがたい事なんだと思っています。

現在、岩手県は、2019年度から2028年度までの10年間の計画(次期総合計画)を策定中です。長期的な岩手県のビジョンを示すとても大事な計画です。その中に示された長期ビジョンや内容で、10年後の岩手県を描いたり、希望を持てるかといったら、不安の方が大きい気がします。その想いを、知事も出席された特別委員会(12月12日)で、短い限られた時間の中で思うようにはいきませんでしたが、質疑させて頂きました。

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いまIoTやAIなどの第4次産業革命の技術革新がこれまでにない早さで進んでいます。これらは、私たちの身近にある様々な課題を解決するなど、私たちの生活をより豊かなものにする必要不可欠なものです。この計画の中では、そのような技術革新を支える人材確保や育成に対する考えや取り組みについては記され、それに期待する内容ばかりです。労働力人口が減っていく社会で、確かにAIなどは歓迎されますが、私は、雇用の安定は果たして維持されるのだろうかという懸念もあります。AI導入により生産性の向上、コスト削減には繋がるかもしれませんが、産業集積や雇用を破壊する危機感をもっと持つべきでは、と私は考えています。

第4次産業革命と言われても、皆さんも実際には私たちの生活がどう変わるか、簡単には想像できませんよね、私もその一人です。スマートフォンが2007年に発売されて10年が経過した今、スマホは一人1台は所有しているほど爆発的に普及しました。それ以上早いスピードで技術革新が進むと考えると、やっぱり次の10年で色々な進化変化が起きていそうですよね。
2020年代はAIの時代と言われています。「今の子ども達の大半は大人になる頃には全く新しい仕事を経験することになる」とも言われています。様々な事がAIに取って変わられる中、私はこのAI時代で生き残るための人材育成のあり方が大事になるのではと考えています。自ら考え動く力。直感力。コミュニケーション能力。AIではなく人間にしかできないもの。AIに代替されない人間の価値。本物を知る。体験する。実際の人と人とのつながりや自然との触れ合いを大切にする心。そういったものを大切にした教育であって欲しいですし、子育て環境であって欲しいと願っています。県が示した計画には、その観点に基づく子育て、教育、人づくりについてのビジョンがとても解りづらいと思っています。

また、計画の中では、家族・子育て分野の中の強み・チャンスとして、『分娩リスクに応じた周産期医療体制が構築されているほか、県立療育センターにおける超重症児等の受入体制整備や地域における関係機関が連携したネットワークが強化されているなど、医療的ケア児や発達障害児などへの支援が充実しています。』と記されています。
確かに周産期医療体制のネットワーク的ハード面での構築はされていますが、県内で分娩できる病院も年々減っている現状で、安心して妊娠出産できる環境だと胸を張って言えるのでしょうか。体制が整っていますと言われても、実際に住んでいる街で出産できないと知っただけで、不安になるのではないでしょうか。医療的ケア児への支援についても、全国的に進む学校への看護師配置は岩手県は未だにゼロです。充実していると言い切れるのでしょうか。
確かに、県は努力されていて成果が少しずつ表れていますが、まずはスピード感が大事だし、現状でこれらが既に強みであると捉えてしまっていては、今後事業として何が必要なのかを考えられないのではないでしょうか。

そして、仕事と生活の両立できる環境整備についても取り上げました。
例えば、ガン治療や不妊治療などを受ける人が増え、仕事と治療の両立に悩む人が増えています。育児や介護との両立については計画には明記されていますが、企業や社会の理解促進のためには、しっかり計画の文章の中に盛り込む事で意識させることも可能になり大事なのではと私は思うからです。

さらに、県が今後導入しようと検討しているAIを活用した子育て相談システムについて、これは熊本県で現在実証実験中のものを想定しているようですが、これを導入しようとした背景、どのような効果を期待しているのか、取り上げました。
先に述べたIoTや AIなど第4時産業革命技術を用いて課題解決されることは大いに必要だとは思っています。相談システムの開発により、必要な方へ必要な情報がいち早く届き、不安などが解消される事は何よりです。
『人口減少対策を進めていく上では、子育ての負担や仕事と育児の両立の困難さを解消することが重要』と計画にも明記されていて、県も認識されていますが、私は、子育ての「不安」が解消されるだけでなく「負担」が解消されなければ、効力ある人口減少対策にならないのではと思っています。
例えば、ファミリーサポート事業というものが既にあります。乳幼児や小学生の子を持つ子育ての援助を受けたい希望者とそれを援助したい方を会員としてマッチングする厚労省の事業です。保育園・幼稚園の送り迎え、産前産後の家事、託児、親のリフレッシュなど様々な時に利用できる制度です。岩手県では現在33市町村中13市町で導入されています。事業内容としては素晴らしいと感じていますが、登録や利用時に少々手間がかかってしまったり、休日や夜間に利用できない場合もあり、同じAIでも、個人のスキルや時間、資産を共有し合う『シェアリングエコノミー』を活用して、欠点を解消できればさらに良いのではと考えています。
私が何となく考えていたことを、佐賀県が今年度実証実験されている事が解りました。アプリを利用したマッチング支援です。私もファミリーサポートをお願いしようとした時、他の方はどのように利用しているのか、援助してくださる方などがもっと見える化されていると、初めてでも身近に感じられて利用しやすくなるのではと感じたのです。
「岩手の幸福に関する指標」研究会は、岩手県民は、人や地域などとのつながり(ソーシャルキャピタル)が高いほど、主観的幸福度が高い傾向にあると報告しています。であるならばなおさら、地域とのつながりや人とのつながりを大事にする観点で施策を考えて欲しいと思います。
AIに向かって相談するより、やっぱり誰か人に相談しやすい環境でありたいですよね。
人の温もりを大事にした社会でありたいし、その幸せを素直に感じ取れる子ども達を育んで行きたいです。

この10年の計画は、県民の皆さんと共有することになっています。
共有する前に、共感もできなければですよね。
2月定例会に最終案が提出されますが、引き続き私も提言していきたいと思いますが、県もしっかり分析し熟慮して頂きたいと思います。

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薄明かりの中
隣ですやすや静かに眠る息子の顔を眺める時間が増えました。
夜中の授乳や夜泣きに
うぅぅ眠い…辛い…と思いながら
半分寝ながらが多かったけど
最近は暫し息子の顔を眺めては色んな事を考えるようになりました。
(またすぐ眠気との戦いが来るのだろうけど汗)

10年後
息子は母ちゃんと一緒に寝てくれているのだろうか(笑)
10年は長いようで
あっという間でもあるかもしれない
そう思うと1日1日を大事にしたいと改めて思ったりしています。



by aozora-keiko | 2018-12-17 11:40