盛岡市猪去地区でトマト栽培をされている「株式会社いわて若江農園」さん。
代表の若江俊英さんは、民間企業に勤務後に盛岡へUターン、県内外での農家研修を経て、新規就農して10年。
夏秋栽培と冬春栽培を組み合わせたトマトの周年栽培をされています。
岩手県の園芸栽培は夏秋期が中心ですが、作業が集中する農繁期のみの短期間の雇用確保は困難な状況となっていて、安定的に雇用を確保するためには、周年栽培体制(1年を通じて商品がある)の構築が必要です。
また、雪国岩手県でこの周年栽培体制を構築するためには、積雪や強風に対して強度を高めた鉄骨ハウス等の高規格ハウスにおいて、作物の生育に適した環境を調製できる環境制御技術の導入支援も必要です。こちらでも昨年度から導入しています。
ご実家が農業ではないので全てゼロからの出発。
所得の向上、生産性の向上、経験の浅い新規就農者でも品質・収量を得るため、さらにはこれから農業を目指す新規就農者の研修受け入れなど、農業改良普及センターなどとも連携して、様々なことにチャレンジする精神に感服です。
今日は農林水産委員会で施設園芸作物の周年栽培についての現地調査でした。
私も普段良くスーパーで購入させて頂いている若江農園さんのトマト。
やっと伺えました(*´꒳`*)