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吉田けい子の青空ネット~いつもココロに青空を。LOVE&blueSKY~ aozoranet.exblog.jp

岩手県議会議員吉田けい子公式blog。〜岩手の未来を私たちの手で〜持続可能な社会創り。森とトレイルと馬っこと猛禽類が大好き。特技わんこそば最高130杯。いつもココロに青空を。LOVE&blueSKY


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2016年 10月 11日 ( 1 )

森林の適切な管理の重要性を改めて〜3年前の豪雨被害から@矢巾町南昌山〜

矢巾町内外の皆さんに親しみを持たれている南昌山(標高848m)。昨日もたくさんの親子連れ、若いカップル、ご年配のご夫婦などが訪れていましたが、今年が3年ぶりの山開きでした(6月5日)。
2013年8月に盛岡地域を襲った豪雨のため、登山道を兼ねている町道が寸断され、復旧工事は今年4月に完了したばかりだから。一般道の町道の復旧工事は終わりましたが、道沿いの沢の周辺には、今も土砂の蓄積や流木、山肌の削られた跡などがあり、3年前の被害の痕跡がまだ残っています。
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ここ南昌山は古くから天候を司る霊峰として地元の信仰を集め、この地方では「南昌山が曇れば雨が降る」と言い伝えられている。麓にある南昌山神社は、元は山頂にあり水源守護の青竜権現を祀ったお宮で、この神社は、延暦年代に志波城を築く際、天候不順で工事が難航したために征夷大将軍・坂上田村麻呂が南昌山の頂上に祈願したところ、雨がやんだことからお宮を造営したのが始まりと伝えられ、嘉永2年に山麓に移されて現在に至っているそう。山頂には現在でも、天候の安定を祈願して奉納された石柱と、雨乞いの儀式に使用される全国でも類を見ない6体の獅子頭石仏が奉納されていて、岩手県の偉人宮沢賢治も何度も訪れています。
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森林が適切に整備管理されていない事で山の雨水を保水する能力が低下し土砂災害にも繋がるという事は、先日の岩泉町等での台風被害でも目の当たりにした。5年前の311震災のみならず、3年前の豪雨被害の教訓はどこまで活かされているだろうか。
県土の約8割が森林の岩手県。中山間地域は沢も多い。
沢付近や急斜面の植林杉の危険性、適切な間伐や再造林、治山事業など、森林整備の重要性を訴え、『山津波』を最小限に防ぎたいと改めて。
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私も山や森が好きで時間があれば良く訪れますが、そこから教わることは計り知れない。『自然の猛威』と言ってしまうと、地震や大雨など私たちに被害を及ぼす恐ろしいものとだけ捉えられてしまうけど、回復力もまた偉大であるということ、それはその大自然の中へ身を投じることで感じ教わること。私たちは自然の猛威に立ち向かうのではなく、母なる自然と共生共存するという意識をしっかりと持って物事(施策)を考え、判断しなくてはいけないし、子ども達にもそういう教育をしっかりしたい。

宮沢賢治はここ南昌山にて何を想っていたのだろう。
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by aozora-keiko | 2016-10-11 09:32