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吉田けい子の青空ネット~いつもココロに青空を。LOVE&blueSKY~ aozoranet.exblog.jp

岩手県議会議員吉田けい子公式blog。〜岩手の未来を私たちの手で〜持続可能な社会創り。森とトレイルと馬っこと猛禽類が大好き。特技わんこそば最高130杯。いつもココロに青空を。LOVE&blueSKY


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2019年 03月 17日 ( 1 )

私の息子も来月で11カ月。
亡くなったこの子と殆ど同じ月齢。

ズリバイのスピードは増しちょっと目を離した隙にビックリするくらい移動していたり
つかまり立ちして棚のものを全部出したり
離乳食も手づかみ練習で床は散らかり放題
とにかく色んな事に興味を示しては自己主張もたくさんするようになり
大好きなお風呂でさえもたまにグズってギャン泣きしたり
夜泣きで何度も起きたり
すべては小さな小さな成長の過程で
凄いなぁ〜こんな事もできるようになったんだなぁ〜今しかない貴重な時間だなぁ〜って嬉しく愛おしく思えるんです。
でも、余裕がなければ
すべては苦痛にしか感じなくなるんだと思います。

一人でさえ大変なのに
三つ子で三人同時に。
不妊治療のすえ授かったとのこと、本当に嬉しく愛おしかったはず。低体重で小さく生まれればさらに大変な育児。三つ子をたった一人で歯を食いしばって育ててきたんだと思います。
何とかならなかっただろうかと、他人事には決して思えず、心がどうにも苦しくて、この週末この事ばかりずっと考えていました。

ミルクは三人合わせて最低でも1日24回。
寝る暇なんてなく、そりゃ判断力も低下しますよ。彼女じゃなくても鬱になりますよ。
半年間の育休を取得してくれた夫が居ても防げなかった。
出産前に市に相談したけど、子育て団体やチラシを紹介されただけ。
ファミリーサポートセンターへは、事前面談に三人の乳児を連れて行けなかった。
そうなんです、制度はあっても、その支援が届いて欲しい人には使い勝手が悪かったりもするんです。

虐待死の6割超が0歳児です。
妊産婦(妊娠〜産後1年未満)死亡の最多(3割)は産後うつによる自殺です。

妊娠中から最低でも産後1年は、手厚い手厚い継続した支援が絶対に絶対に必要なんです。
何とかしなきゃいけないんです。


————————

以下、記事全文です。

 生後11カ月の三つ子の次男を床にたたきつけて死なせたとして、傷害致死の罪に問われた愛知県豊田市の元派遣社員、松下園理被告(30)に対する裁判員裁判の判決が15日、名古屋地裁岡崎支部であった。野村充裁判長は懲役3年6カ月(求刑懲役6年)の実刑判決を言い渡した。
 判決によると、松下被告は次男の泣き声にいらだち、2018年1月11日午後7時ごろ、自宅で次男を畳に2回たたきつけ、脳損傷により死なせた。
 判決は、被告は犯行時、うつ病の状態だったが、完全責任能力があったと認定。野村裁判長は「無抵抗、無防備の被害者を畳の上に2回たたきつける態様は、危険性が高く悪質」などと量刑理由を述べた。

不妊治療の末に授かる

 子ども部屋に寝かせていた次男(当時11カ月)が、泣き始めた。2018年1月11日夜のことだ。幼子の泣き声で、松下被告を動悸(どうき)や吐き気が襲った。次男をベッドから抱き上げ、隣の和室へ。少し勢いをつけて畳の上に投げ落とした。泣き続ける次男を再び投げ落とすと「気持ちが少し落ち着いた」。次男は約2週間後、搬送先の病院で息を引き取った。
 不妊治療の末に授かった三つ子だった。17年1月23日に出産。次男を含み3人とも低体重だったが、「一生懸命に生きていて、初めて見たときは、とてもいとおしい気持ちだった」。
 だが、同時に3人の子を育てる生活は想像以上に過酷だった。
ミルクは3人あわせると最低でも日に24回で、寝る暇もなかった。同時に泣かれると、どうやってあやせばいいか分からず、泣き声を苦痛と感じるようになっていった。
 出産直後は愛知県内の実家に里帰りしたが、飲食店経営の両親を頼ることはできなかった。5月に半年間の育休を取得した夫が待つ自宅に戻った。おむつの取り換えに失敗したり、だっこをすると子どもが泣いたりする夫を、次第に頼らなくなった。

行政も頼ることができず

 頭を悩ませたのが、他の2人と比べて成長が遅かった次男の存在だ。ミルクのはき戻しが多く、すぐに泣いた。苦手意識が芽生えていった。「他の2人と同じように次男を愛せない私はひどい人間だ」。そんな思いが被告を追い詰めた。夫が職場復帰すると、さらに育児や家事を1人で背負うことになった。
 出産前、子育ての不安を市に相談したが、双子の育児ガイドブックと多胎育児経験者の会のチラシを渡されただけ。三つ子のような多胎育児を想定した対応は手薄に感じられ、不安は解消されなかった。出産後、自宅を訪問した保健師に相談すると、子どもを一時的に預けられる「ファミリーサポートセンター」の利用を勧められたが、事前面談に3人の乳児を連れて行くことが難しく、利用することはなかった。
 事件当夜、被告は119番通報した。救急車が駆けつけるまでの約9分間、次男を抱きかかえて心臓マッサージをした。最終陳述で被告は、次男について涙ながらに謝罪を口にした。「大好きだし、大事な私の子どもだというのはずっと変わらないです。何も悪くない次男に痛い思いをさせ、将来を奪ったこと、本当にごめんなさい」
 犯行直前、育児によるうつ病を発症したとみられる被告。弁護側は「(被告は)行政や病院に不安を訴えたのに、適切な支援がなされず、追い込まれた」と理解を求めた。判決は、うつ病が犯行に及ぼした影響は限定的とし、「行政などの対応が(被告への)非難の程度を軽減できる事情があったとも認められない」と指摘した。
 6日間の公判中、傍聴席からは、同じく多胎育児を経験し、被告の支援をしようと傍聴を続けた多胎育児支援団体の関係者らのすすり泣く声が響いた。(大野晴香)


by aozora-keiko | 2019-03-17 22:48